
今年も残りわずか。何かを変えたいのに、何を変えるべきかがまだ見えない。11月の吉方位を調べるとき、欲しいのは方角の名前だけではなく、「そこへ向かうことで、自分は何を見つけたいのか」という手がかりかもしれません。
2026年11月の月盤は、八白土星が中央に位置します。気学で山や節目と重ねて語られる八白のイメージを借りるなら、今月のテーマを「動く前に、これからの自分の足場を選ぶ」としてみてはいかがでしょうか。勢いよく遠くへ行くことだけが、開運への一歩ではありません。
本記事では、九星別の吉方位候補と年盤・月盤を示したうえで、方角を街歩きや住まい探しへつなげる方法を提案します。実際に訪れた体験談や、未来の出来事を予言するものではなく、公開された方位の考え方と、暮らしの条件を組み合わせた編集部のガイドです。
対象期間:2026年11月7日18時52分から、12月7日11時53分の直前まで(日本時間)。11月1日〜7日の節入り前は、前月の区分で考えます。方位の吉凶は占術上の目安であり、結果や安全を保証するものではありません。
編集・運営:スピ不動産編集部 / 情報確認:2026年10月23日
10月版と同じく、年盤・月盤の両方で条件を満たす方角を八方位で整理しました。「該当なし」は、この条件で候補が残らないという意味です。星ごとの運勢ランキングではなく、候補の数が多い人ほど幸運という読み方もしません。
| 本命星 | 吉方位の候補 |
|---|---|
| 一白水星 | 該当なし |
| 二黒土星 | 東 |
| 三碧木星 | 該当なし |
| 四緑木星 | 西 |
| 五黄土星 | 東・北西 |
| 六白金星 | 該当なし |
| 七赤金星 | 東 |
| 八白土星 | 北西 |
| 九紫火星 | 該当なし |
基準は現在の住まいから目的地へ向かう方向です。同じ駅を目的地にしても、出発する場所によって方角は変わります。「東側の街」「東京の西」といった地名の印象だけで判断せず、起点と目的地を確認しましょう。本命星も、立春付近の生まれは暦の区切りに注意が必要です。
年盤は一白水星中宮のまま、月盤は10月の九紫火星から、11月の八白土星へ変わります。季節の景色だけでなく、方位盤の配置も変わるため、先月の吉方位をそのまま今月へ持ち越さないようにします。下の図は上が南、下が北、左が東、右が西です。
2026年の年盤|一白水星中宮
| 南東 九紫火星 | 南 五黄土星 | 南西 七赤金星 |
| 東 八白土星 | 中宮 一白水星 | 西 三碧木星 |
| 北東 四緑木星 | 北 六白金星 | 北西 二黒土星 |
2026年11月の月盤|八白土星中宮
| 南東 七赤金星 | 南 三碧木星 | 南西 五黄土星 |
| 東 六白金星 | 中宮 八白土星 | 西 一白水星 |
| 北東 二黒土星 | 北 四緑木星 | 北西 九紫火星 |
年盤では南が五黄殺、北が暗剣殺・歳破にあたります。11月の月盤では南西が五黄殺、北東が暗剣殺です。こうした共通の配置と、個人の本命星に関わる条件を重ねると、一覧の候補になります。中央の星は、その方向へ移動するという意味ではありません。
五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・本命殺・本命的殺を除き、本命星との五行関係が相生または比和となる方角を、年盤と月盤の両方で確認しています。南東は月破にあたる部分を含むため、八方位の区分全体を除外しました。細かな角度で東南東を候補にする表とは、この扱いが異なります。
月命星、小児殺、定位対冲、個別の移動距離・滞在期間などは加えていません。本命星中心の簡易表なので、家族や具体的な転居計画の最終判断にそのまま置き換えないでください。参考にした資料と異なる結果がある場合も、採用した条件をそろえて比較することが大切です。
月の区切りは、旧暦の月初ではなく二十四節気の節入りです。国立天文台の暦要項では、2026年の立冬は11月7日18時52分、大雪は12月7日11時53分とされています。境目当日の予定は、日付だけでなく時刻の前提も確認しましょう。
参考:Dragon’s Trip「2026年11月の吉方位」/基本配置と判定の考え方の参考
参考:九星気学 八雲院「2026年11月の月盤」/配置の確認
八白土星には、山、蓄積、変化の節目などを重ねる伝統的な見方があります。ただし、八白が中央にあるから全員に同じ転機が起こるわけではありません。ここでは山のイメージを、自分の暮らしを見直す問いとして使ってみます。
山道を進むとき、次の一歩だけでなく、足を置く場所も確かめます。引っ越しや働き方を変えるときも同じです。新しいものを増やす前に、今の暮らしの中で残したいものを三つ挙げてみてください。朝の静けさ、好きな店まで歩く時間、家族と食事をする余裕。手放したくないものが分かると、変えてよい部分も見えやすくなります。
「今の家が嫌だから出る」という理由しかなかった人も、「次は何を守れる家に住むか」と問いを変えられます。吉方位は、その答えを探すために動いてみる方向。幸運を取りに行く旅を、これからの生活の輪郭を見つける時間へつなげてみましょう。
以下の問いや行動例は、方角から特定の出来事を予測したものではありません。それぞれの候補を、自分の暮らしへ結び付けるための編集部の提案です。今の自分に合うものだけを選んでください。
今回の条件では候補はありません。だからこそ、急いで行き先を増やさず、今いる場所で何に疲れているのかを確かめる時間にできます。音、ものの多さ、帰宅の遅さ。それぞれを「運が悪い」の一言にまとめず、変えられる要素に分けてみましょう。
一つ選ぶなら、家に帰ってから最初の10分を見直します。かばんを置く場所、照明、座れる場所を整える。大きく移動しない日にも、次の暮らしのためにできる準備はあります。必要な仕事や家族の用事まで控える必要はありません。
二黒土星は東が候補です。東へ出かけるなら、何かを始める自分を想像しやすい場所を選んでみてください。気になる街の朝を歩く、本屋で学びたい分野の棚を見るなど、無理のない予定で十分です。
住まいを探す人は、駅からの距離に加えて、朝の支度から出勤までを想像してみます。新居で始めたい習慣が、毎日続けられそうか。「新しさ」だけでなく「続けやすさ」を一つ持ち帰る散歩にしましょう。
三碧木星も今回の候補はありません。何かを変えたい気持ちが強いと、早く結論を出すこと自体が目的になってしまう場合があります。転居を考えているなら、期限がある条件と、自分で急いでいる条件を分けて書いてみてください。
今月の小さな行動は、気になる物件の写真を集めるだけでなく、選ばない理由も残すこと。「光は好きだけれど夜道が合わない」「広さより通勤時間を大切にしたい」。見送った候補も、自分の基準を知る材料になります。
四緑木星は西が候補です。西へ向かう予定をつくるなら、一人で落ち着く時間と、誰かと話す時間のどちらがほしいかを先に決めてみましょう。人数や華やかさではなく、帰り道に気持ちがほどけている過ごし方を選びます。
新居を考える人は、友人と会いやすいことだけでなく、一人になれる余白も見てください。人を招く部屋にしたいのか、静かに休む拠点にしたいのか。理想の暮らしを他人の写真と比べず、自分に必要な距離感を確かめます。
五黄土星は東と北西が候補です。二つとも使わなければいけないわけではありません。新しいことへ目を向けたい日と、条件を落ち着いて整理したい日。今の自分の目的に合わせて、無理なく行ける方角を選びましょう。
物件探しなら、一度の外出で契約まで進めることを目標にせず、一日は街を見る、別の日は費用や設備を確認する、と役割を分ける方法があります。よい印象を持ったときほど、暮らしを支える条件を一つずつ言葉にしてみてください。
六白金星は今回の候補がありません。自分だけで判断を抱えているなら、相談するための資料をそろえる時間にできます。希望の時期、予算、候補地、譲れない条件を書き、詳しい人や一緒に暮らす人と共有してみましょう。
相談では「どれが正解か」だけでなく、「自分は何を見落としているか」と聞く方法もあります。方位の条件が合わないことを自分の判断力のせいにせず、暮らしの選択肢を増やす準備に使ってください。
七赤金星は東が候補です。気分の上がる場所へ出かけたら、特別な買い物や記念写真だけでなく、「何が楽しかったのか」を一つ持ち帰ってみましょう。歩きやすい道、ほどよいにぎわい、ゆっくり食べた昼食など、普段の暮らしにも近づけられるものがあります。
住まいの条件に置き換えるなら、好きな店の数より、疲れている日でも利用できる距離かを考えます。休日だけ満たされる街より、平日の自分も過ごしやすい街。その視点を加えると、家賃に対する納得感も変わってきます。
八白土星は北西が候補です。11月の月盤では自分の星が中央にありますが、それを理由に必ず人生が大きく変わると考える必要はありません。北西へ向かう予定を、選択の軸を静かに見直す時間にしてみましょう。
家を探すなら、譲れない条件を三つまで絞ってみます。駅近、広さ、家賃、日当たりを全部同じ強さで求めると、決め手が見えにくくなります。条件を減らすことは、希望を捨てることではなく、優先したい暮らしを明確にする作業です。
九紫火星は今回の候補がありません。今月は、見た目に惹かれたものが自分の日常にも合うかを見直す問いを持ってみましょう。きれいな部屋の写真を見たとき、その中で洗濯し、食事をし、眠る自分まで想像できるでしょうか。
外出を控えるという意味ではなく、見方を一つ変える提案です。気になる街を歩いたら、有名な場所だけでなく、スーパーから家へ戻る道も見てみる。人に見せたい暮らしと、自分が休める暮らしの重なる場所を探してみてください。
せっかく方角を調べて出かけるなら、願いごとだけで終わらない街歩きにしてみましょう。ここでは、物件の内見予約がなくてもできる90分の下見を提案します。時間は目安なので、体力や天候に合わせて短くして構いません。
駅前の目立つ通りから一本入り、普段の買い物や帰宅に使う道を歩きます。歩道の幅、坂道、信号の待ち時間、休める場所。地図の徒歩分数だけでは見えない、体で感じる距離に注目してみてください。
土地の気が合うかを考えるときも、「何となく好き」をもう一段具体的にします。空が広いから落ち着くのか、車の音が少ないからなのか、生活する人の姿が見えるからなのか。理由が分かれば、別の街や物件とも比べやすくなります。

坂の名前、案内板、古い道筋、地域で大切にされる寺社や公園など、気になったものを一つ調べてみましょう。歴史が長いから吉、昔と用途が違うから凶、と決めつけず、その土地で何が続き、何が変わったのかに関心を向けます。
風水で地形や水の流れを大切にする見方に惹かれるなら、実際の高低差や排水の様子を観察する入口にもできます。ただし、現地の印象は防災情報の代わりにはなりません。住む候補になったら、住所ごとのハザードマップなどを別に確認してください。
その街のカフェや休憩できる場所で、①心地よかったこと、②気になったこと、③次に確かめたいことを一つずつ残します。写真の枚数を増やすより、「自分には何が合ったか」という言葉を一つ残すことを目標にしてみましょう。
引っ越しが目的なら、その日の印象だけで決めず、必要に応じて別の時間帯にも確認します。昼に静かだった道が夕方にはどう使われているか。同じ街を違う時間に見ると、旅先としての魅力と、生活拠点としての相性を分けて考えられます。
木々のある道で落ち着いたなら、窓からの緑や散歩できる場所を条件に足してみます。日差しが気持ちよかったなら、内見の時間帯を変えて光の入り方を確かめる。「あの街は運気がよさそう」で終わらせず、心地よさを再現できる条件へ訳してみましょう。

出かけて前向きな気分になったら、支えてくれている人に短く連絡するのも一案です。新しい出会いを待つだけでなく、今ある関係を丁寧に扱う行動を選べます。相手に返事や特定の反応を求めず、感謝を一つ言葉にしてみてください。
引っ越したいなら希望条件をまとめる、仕事を変えたいなら情報を一つ調べる、休みたいなら次の休日に余白を残す。吉方位への期待を、自分で動かせる小さな予定へつなげます。出かけた日の感覚だけを保とうとするより、日常に残る行動を一つ選ぶほうが取り入れやすいでしょう。
年末や年明けの転居を考えるなら、方位の対象期間と、実際に生活拠点を移す時期を分けて整理します。11月中に契約しても、入居が12月なら同じ月盤でよいとは限りません。契約・鍵の受け取り・荷物の搬入・生活開始が別の日になる場合も、採用する判断方法を確認しておきましょう。
家族は本命星が異なる場合があります。また、方位が合っていても家賃や通勤、建物の状態が生活に合うとは限りません。予算と必要な条件を先に共有し、方位だけで無理な計画を進めないことが大切です。
詳しい調べ方は九星気学と引っ越しの方位ガイド、候補がない場合は吉方位がないときの考え方へ。ここでの一覧を、個別の転居計画を丸ごと決める鑑定として扱わないようにしてください。
本記事の区分は11月7日18時52分からです。それ以前は10月の節月に含まれます。現在のカレンダーの月と、気学で用いる節月は区切りが異なります。
違います。年盤と月盤の両方を満たす方向を絞ると、候補が少なくなることがあります。月全体の運勢や、必要な外出の可否を示す一覧ではありません。
本記事は月破にあたる部分を含む南東全体を除く簡易方式です。方角を細分化する方法では、南東の一部が候補に残る場合があります。同じ基準の表かを確かめて比べてください。
必要はありません。現地で過ごす時間や、街を知ることを楽しめます。高額な買い物や、開運への不安を理由にした出費を増やす必要はありません。
次の居場所は、住所だけで決まるものではありません。どんな朝を迎えたいか、どこで休みたいか、誰との時間を大切にしたいか。その答えを探すために、方角を一つのきっかけにしてみましょう。
出かけた先で見つけたいのは、幸運の証拠より「これからの自分に合う条件」です。街を歩き、土地の時間に触れ、今の部屋へ一つ持ち帰る。その積み重ねを、年末へ向かう11月の開運の楽しみ方にしてみてください。
次は無料診断で、方位から住まい選びを考えてみませんか。